icon fsr

文献詳細

雑誌文献

検査と技術18巻6号

1990年05月発行

増刊号 血液・尿以外の体液検査法

13 関節液

A.総論

著者: 三橋尚志1 榊田喜三郎2 万波健二3

所属機関: 1京都第二赤十字病院整形外科 2近江八幡市民病院 3京都第二赤十字病院整形外科

ページ範囲:P.701 - P.705

文献概要

はじめに
 関節液は発生学的に結合組織の細胞外間隙である関節腔を満たす液状の基質であり,血漿の漏出液に滑膜細胞の特異産生物質が加わったものである.関節液の重要な役割は関節の衝撃緩和,潤滑や関節軟骨の栄養であるが,その性状,組成は局所関節の病態によって大きく変化する.関節液検査は一般性状の検査のほかに生化学的検査法,微生物学的検査法,免疫学的検査法などを用いて関節疾患の診断に用いられている.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら