icon fsr

文献詳細

雑誌文献

検査と技術18巻6号

1990年05月発行

増刊号 血液・尿以外の体液検査法

15 腹水

D.微生物学的検査

著者: 森伴雄1

所属機関: 1三井記念病院中央検査部

ページ範囲:P.749 - P.752

文献概要

はじめに
 健常人でも腹腔に通常20〜50mlの漿液が存在し,腹腔内臓器の運動の潤滑油的な機能を果たしている.腹水は各種の病的状態で多量の貯留をきたし,その出現機序により一般に漏出液と滲出液とに大別され,さらに外観から膿性,血性,乳び性,脂肪性,胆汁性,粘液性に分類される.感染性の腹水は急性化膿性腹膜炎,結核性腹膜炎などのときに出現する.ここでは,腹水の微生物学検査について述べる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら