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文献詳細

雑誌文献

検査と技術18巻6号

1990年05月発行

文献概要

増刊号 血液・尿以外の体液検査法 15 腹水

E.細胞診

著者: 國實久秋1

所属機関: 1獨協医科大学越谷病院病理部

ページ範囲:P.753 - P.756

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はじめに
 腹水とは腹腔内に貯留した可動性液体をいい,生理的にも約20〜50ml貯留している.異常貯留をきたす因子としては,内因性因子(毛細血管,リンパ系の通過障害など),全身性因子(血漿膠質浸透圧の低下,神経性因子など)が関係するとされている.腹水の貯留する疾患には,癌性腹膜炎,結核性腹膜炎,化膿性腹膜炎,腎疾患,心疾患,肝硬変,低蛋白血症,Banti症候群などがある.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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