icon fsr

文献詳細

雑誌文献

検査と技術18巻6号

1990年05月発行

文献概要

増刊号 血液・尿以外の体液検査法 19 尿道分泌液

B.一般検査

著者: 清水保夫1

所属機関: 1健和会大手町病院

ページ範囲:P.795 - P.796

文献購入ページに移動
疾患との関係
 後天性免疫不全症候群(AIDS)の例を引くまでもなく,性風俗,性行動の多様化に伴い,既知の概念では包括することができない伝染性疾患が急増している.こうした疾患群を性行為感染症(sexually transmitteddisease;STD)として一括して取り扱うようになり,1987年の12月には日本性感染症学会が発足した.
 尿道炎は従来から,淋菌性尿道炎(GU)と非淋菌性尿道炎(NGU)とに群別して論じられてきたが,NGUの中ではChlamydia trachomatisの検出が可能になったことを反映して,クラミジア性尿道炎が独立疾患として取り扱われるようになった.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら