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増刊号 血液・尿以外の体液検査法 19 尿道分泌液
D.微生物学的検査
著者: 山中喜代治1
所属機関: 1大手前病院中央検査科
ページ範囲:P.797 - P.800
文献購入ページに移動はじめに
尿道炎,特に男性尿道炎では,Neisseria gonorrhoeae(淋菌)検出の有無が重視され,そのための検査が優先される.さらに,外性器感染症との関係上,他の性行為感染症(sexually transmitted diseases;STD)の原因微生物検索も大切であり,臨床症状に合わせた対応が望まれる.
ここではSTDを中心に尿道分泌物の検査法について概説するが,基礎疾患をもつ尿路感染症患者に続発する尿道炎などは,その性質上,尿道炎のみを単独に扱えないので,他の項を参照されたい.
尿道炎,特に男性尿道炎では,Neisseria gonorrhoeae(淋菌)検出の有無が重視され,そのための検査が優先される.さらに,外性器感染症との関係上,他の性行為感染症(sexually transmitted diseases;STD)の原因微生物検索も大切であり,臨床症状に合わせた対応が望まれる.
ここではSTDを中心に尿道分泌物の検査法について概説するが,基礎疾患をもつ尿路感染症患者に続発する尿道炎などは,その性質上,尿道炎のみを単独に扱えないので,他の項を参照されたい.
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