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文献詳細

雑誌文献

検査と技術18巻6号

1990年05月発行

増刊号 血液・尿以外の体液検査法

21 腟・頸管分泌液

E.細胞診

著者: 浅見英一1 坂本穆彦2

所属機関: 1東京都多摩老人医療センター臨床病理科 2東京大学医学部病理学教室

ページ範囲:P.827 - P.828

文献概要

はじめに
 一般的に腟分泌液とは帯下(fluor)を意味し,腟内容液が増量した状態をいう.これはあらゆる年齢の正常女性にも認められるが,大部分は腟炎,すなわちトリコモナス腟炎,カンジダ腟炎,非特異性腟炎などに多く認められる.また,時には子宮頸癌,子宮体癌でも認められることがあり,臨床上重要な所見となりうる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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