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増刊号 血液・尿以外の体液検査法 22 膿汁
E.細胞診
著者: 平田哲士1
所属機関: 1千葉県がんセンター臨床検査部
ページ範囲:P.839 - P.840
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炎症の過程において,好中球の滲出を主体とするものが化膿または化膿性炎であり,その典型例では,いわゆる膿を形成する.膿という状態をとらなくても,好中球が多く滲出する炎症を化膿性炎と呼び,その炎症性滲出物を一般に膿汁と呼んでいる.
膿汁は,膿清と膿球に分けられる.膿清は血漿成分が主体で,さらに蛋白分解酵素やその他の酵素,蛋白,脂肪,核酸などを含んでいる.
炎症の過程において,好中球の滲出を主体とするものが化膿または化膿性炎であり,その典型例では,いわゆる膿を形成する.膿という状態をとらなくても,好中球が多く滲出する炎症を化膿性炎と呼び,その炎症性滲出物を一般に膿汁と呼んでいる.
膿汁は,膿清と膿球に分けられる.膿清は血漿成分が主体で,さらに蛋白分解酵素やその他の酵素,蛋白,脂肪,核酸などを含んでいる.
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