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文献詳細

雑誌文献

検査と技術18巻6号

1990年05月発行

文献概要

増刊号 血液・尿以外の体液検査法 22 膿汁

E.細胞診

著者: 平田哲士1

所属機関: 1千葉県がんセンター臨床検査部

ページ範囲:P.839 - P.840

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はじめに
 炎症の過程において,好中球の滲出を主体とするものが化膿または化膿性炎であり,その典型例では,いわゆる膿を形成する.膿という状態をとらなくても,好中球が多く滲出する炎症を化膿性炎と呼び,その炎症性滲出物を一般に膿汁と呼んでいる.
 膿汁は,膿清と膿球に分けられる.膿清は血漿成分が主体で,さらに蛋白分解酵素やその他の酵素,蛋白,脂肪,核酸などを含んでいる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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