icon fsr

文献詳細

雑誌文献

検査と技術18巻6号

1990年05月発行

文献概要

増刊号 血液・尿以外の体液検査法 資料

顕微蛍光測光法

著者: 小俣好作1 大塚重則2 田中昇2

所属機関: 1社会保険山梨病院病理部 2相互生物医学研究所

ページ範囲:P.881 - P.883

文献購入ページに移動
はじめに
 画像診断機器の普及,精度の向上に伴って,各臓器の腫瘤状あるいは嚢胞状病変が多数発見されるようになってきたが,その本体を究めるために映像下に穿刺吸引が施行され,生化学的なあるいは細胞診断学的な検索が頻繁に行われるようになってきた1〜3).穿刺細胞診では,その塗抹された細胞により腫瘍性,非腫瘍性の,前者とすればその良・悪性の鑑別を目的とするが,その補助的診断の一つとして以下に述べる顕微蛍光測光法を併用することにより,悪性度や予後の判断など臨床病理学的な評価について客観的な指標が得られる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

雑誌購入ページに移動
icon up
あなたは医療従事者ですか?