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文献詳細

雑誌文献

検査と技術18巻6号

1990年05月発行

増刊号 血液・尿以外の体液検査法

資料

体液からの感染—特にウイルス感染について

著者: 山口一成1

所属機関: 1熊本大学医学部附属病院輸血部

ページ範囲:P.901 - P.902

文献概要

はじめに
 血液以外の体液が他への感染源として今日重要な意味をもつようになったのは,成人T細胞白血病(adultT cell leukemia;ATL),後天性免疫不全症候群(acquired immunodeficiency syndrome;AIDS),肝炎などの原因となる病原ウイルスの登場と発見の結果である.本稿ではこれらのウイルスの感染性について述べる.いずれのウイルスもいったん個体に感染してしまうと排除が困難であり,感染を防止することがこれらの病気を根絶することの最良の道であることは論をまたない.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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