文献詳細
増刊号 血液・尿以外の体液検査法
資料
文献概要
はじめに
穿刺液は本来,無菌であるから,検出された微生物は直ちに,感染症の原因微生物と解釈されがちである.しかしながら,穿刺部位の常在微生物などによるコンタミネーションも起こりうる.ここでは穿刺液の細菌,真菌検査に限り,コンタミネーションを疑うのはどのような場合であるか,また,その際の主な汚染菌にはどのようなものがあるかについて述べる.
穿刺液は本来,無菌であるから,検出された微生物は直ちに,感染症の原因微生物と解釈されがちである.しかしながら,穿刺部位の常在微生物などによるコンタミネーションも起こりうる.ここでは穿刺液の細菌,真菌検査に限り,コンタミネーションを疑うのはどのような場合であるか,また,その際の主な汚染菌にはどのようなものがあるかについて述べる.
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