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文献詳細

雑誌文献

検査と技術18巻6号

1990年05月発行

文献概要

増刊号 血液・尿以外の体液検査法 資料

尿道炎の生化学キットによる検査

著者: 岡田敬司1 伊藤機一2

所属機関: 1東海大学大磯病院泌尿器科 2東海大学医学部臨床病理学教室

ページ範囲:P.914 - P.916

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はじめに
 尿道分泌物を生ずるのは一般細菌,Neisseria gonorrhoeae,Chlamydia trachomatisによる尿道炎で,これら以外の病原微生物ではまれである.性(行為)感染症の代表的起炎菌であるN. gonorrhoeae,C. Trachomatisは培養条件が厳しく,種々の器具が必要で,結果を得るまでに日数もかかる.多くの検査室では抗原抗体反応を利用した検査キットが使用されているので,これらについて述べる.
 C. trachomatisは細胞寄生性であるため,尿道粘膜上皮細胞を採取する必要がある.尿道分泌物の検査とはいい難いが,取り上げることにした.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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