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文献詳細

雑誌文献

検査と技術18巻7号

1990年06月発行

文献概要

技術講座 細菌

赤痢アメーバ症の血清学的診断法—ゲル内沈降反応とELISAを中心として

著者: 竹内勤1 宮平靖1

所属機関: 1慶応義塾大学医学部寄生虫学教室

ページ範囲:P.965 - P.970

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サマリー
 赤痢アメーバ症の血清学的診断法としてゲル内沈降反応(GDP)とenzyme-linked immunosorbent assay(ELISA)を取り上げ,手法の概要を説明し,併せてアメーバ症の診断における特徴,特にGDPが現在標準的な方法となりつつあること,症状の推移に比較的よく対応すること,またELISAは鋭敏性に優れ,多数の検体の処理が可能であることなどを述べた.また,血清,肝膿瘍穿刺液などを対象とした抗原定量によるアメーバ症診断の現況についても触れた.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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