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文献詳細

雑誌文献

検査と技術18巻7号

1990年06月発行

文献概要

技術講座 一般

尿中アスコルビン酸の定量

著者: 木庭敏和1

所属機関: 1東海大学医学部附属大磯病院中央検査室

ページ範囲:P.975 - P.979

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サマリー
 アスコルビン酸(AsA)は治療薬,保健薬として大量に投与されるほか,ジュース,菓子にも大量に含まれている.それらを摂取した場合,体内に吸収されたAsAのほとんどは尿中に排泄される.AsA定量の目的は,古くはAsA欠乏によって起こる壊血病の早期発見にあったが,現在では,試験紙による潜血反応やブドウ糖定性検査を阻害する原因物質の一つとして測定することにある.ここでは,一般検査室で簡便に定量できる方法を中心に解説した.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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