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検査報告拝見 骨髄穿刺検査
聖路加国際病院
著者: 寺田秀夫1 新倉春男1 佐々木良子1 斉藤昭子1 渡部美和子1 中野早苗1 内田裕子1 村上祐子1 村瀬努1 笹林ひろみ1 中丸智子1 荻原淳子1 佐谷良子1 中田真紀子1 須長美貴1
所属機関: 1昭和大学藤が丘病院内科
ページ範囲:P.998 - P.999
文献購入ページに移動骨髄穿刺検査に当たった技師は,まず次の諸点について注意している.①採取状況:困難・普通・容易,②細胞密度:弱拡大観察する.低形成・普通・過形成,脂肪の有無など,③顆粒球系・赤芽球系の状況:豊富・普通・減少,④細網細胞や形質細胞の増加や形態異常の有無,⑤巨核球系の成熟状態および数,⑥血小板生成能:減少・普通・増加,⑦腫瘍細胞・芽球:大きさ(大型・普通・小型),アウエル小体・空胞・封入体の有無,⑧特殊染色:ミエロペルオキシダーゼ(MPO),エステラーゼ,PAS,アルカリ性ホスファターゼ,酸性ホスファターゼなど,⑨染色体,⑩組織標本,⑪その他印象.
500個の細胞(技師200個,主治医100個,血液専門医200個)を観察し,血液専門医がすべての結果を総合してコメントし,報告する.
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