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文献詳細

雑誌文献

検査と技術18巻8号

1990年07月発行

文献概要

検査法の基礎

免疫比濁の測光方法

著者: 山本英毅1

所属機関: 1(株)島津製作所応用技術部

ページ範囲:P.1037 - P.1042

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サマリー
 抗原抗体反応による濁りの生成や濁りの変化を光学的に測定することにより,抗原または抗体の濃度を測定する方法として,ネフェロメトリー,免疫比濁法,ラテックス凝集測定法がある.これらは測定感度が異なり,したがって各方法に適した測定対象成分(測定項目)も異なり,かつ装置の構成も違うため異なった測定方法と考えられがちであるが,原理的にはすべてMie散乱の理論に基づいている.
 本稿ではMie散乱の概要について述べ,さらに各方法の特徴(長所・短所)および免疫比濁測定全般にわたる留意点,限界について述べる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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