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文献概要
マスターしよう検査技術
病理検体の保存法
著者: 田口明美1 鎗田彌一1 佐久間正美1 桑原竹一郎1
所属機関: 1千葉県対がん協会健診センター病理
ページ範囲:P.1069 - P.1073
文献購入ページに移動これらの業務にはシステム化が必要となる.ホルマリン固定のための容器の選択,受付,切り出し後の残存材料の保存,薄切後のブロック,ガラス標本,臓器写真,プロトコールの整理がそれぞれに関連し流れを有している.われわれはその流れにおいて,受付時からコンピューターを利用し,受付番号と名前からそれぞれが結びつくシステムを作っている.患者名からその受付番号,プロトコール,ブロック,ガラス標本,臓器写真,残存材料の位置を管理できるわけである.保存とは,いつでも材料を使用できる状態にあることを目的として行う必要がある.
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