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文献詳細

雑誌文献

検査と技術18巻9号

1990年08月発行

文献概要

技術講座 血清

サイトメガロウイルス抗体の測定法

著者: 青地寛1 永峰啓丞1 林悟1 押田眞知子1 倉田義之1

所属機関: 1大阪大学医学部附属病院輸血部

ページ範囲:P.1180 - P.1184

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サマリー
 サイトメガロウイルス(CMV)は,主として臓器移植後の免疫力低下時などに,初感染あるいは再感染や再活性化により間質性肺炎などの重篤な病気を引き起こすことから,重要なウイルスとして注目されている.
 CMV感染を診断する日常的な検査法としては,主として血清学的な方法が用いられている.その中で最も一般的な方法は補体結合反応であるが,近年,より高感度な,またより迅速な検査法として間接血球凝集法,免疫蛍光抗体法,酵素免疫抗体法などの方法も開発されている.筆者らの成績においても,酵秦免疫抗体法は補体結合反応と比較して感度も良好であり,客観的であるという結果を得ている.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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