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文献詳細

雑誌文献

検査と技術18巻9号

1990年08月発行

文献概要

検査ファイル

〈項目〉トロンビン・アンチトロンビンIII複合体

著者: 佐藤猛1 福武勝幸1

所属機関: 1東京医科大学臨床病理学教室

ページ範囲:P.1218 - P.1219

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はじめに
 トロンビン・アンチトロンビンIII複合体(TAT)とは,血液凝固過程の進行により活性化されるトロンビンと,その生理的インヒビターであるアンチトロンビンIII(AT III)とのアシル複合体である(図1).このTATは凝固反応において生成されるトロンビンの量を反映するもので,これを測定することにより凝固亢進状態を早期に知ることができると考えられている.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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