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文献詳細

雑誌文献

検査と技術18巻9号

1990年08月発行

文献概要

トピックス

エンドクリン,パラクリン,オートクリンコントロール

著者: 野々村祝夫1 松本圭史2

所属機関: 1大阪大学医学部泌尿器科 2大阪大学医学部病理病態学教室

ページ範囲:P.1233 - P.1234

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 生体内の細胞相互間の機能的連絡は,主に化学的伝達物質(chemical messenger)によって営まれる.この伝達物質は,細胞から細胞へ直接伝わったり,細胞膜,細胞質あるいは核内にある受容体(レセプター)を介して伝達されたりする.このような方法で行われる細胞相互間の連絡に,エンドクリンコントロール,パラクリンコントロール,オートクリンコントロールがある.よく似た言葉であるが,微妙なニュアンスの違いがある.種々の細胞の増殖が増殖因子とのかかわりでとらえられるようになって,にわかにこれらの用語が多用されるようになった.それでは,このエンドクリンコントロール,パラクリンコントロール,オートクリンコントロールとはどういうものか,具体的に例を挙げて説明しよう.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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