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病気のはなし
気管支喘息
著者: 佐々木憲二12
所属機関: 1東邦大学大橋病院呼吸器診断部 2東邦大学大橋病院第4内科
ページ範囲:P.6 - P.13
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気管支喘息は,可逆的な気道収縮とそれによる喘鳴が特徴である.その気道収縮は,気道を通じて侵入したアレルゲンが,感作によってあらかじめ作られていた抗体にとらえられ,肥満細胞の膜に作用して,気道収縮物質を放出して,迷走神経末端(咳レセプター)を刺激したり,直接作用で気道平滑筋が収縮することによる.
このようなアレルギー反応は,体質によるが,だんだんに気道収縮性を獲得して,成年期以後に発症することもあり,繰り返す気道上皮の刺激が収縮閾値を下げるためと考えられる.その他,喘息の様々の型や未解決な問題点,検査上の注意や,治療法について論じた.
気管支喘息は,可逆的な気道収縮とそれによる喘鳴が特徴である.その気道収縮は,気道を通じて侵入したアレルゲンが,感作によってあらかじめ作られていた抗体にとらえられ,肥満細胞の膜に作用して,気道収縮物質を放出して,迷走神経末端(咳レセプター)を刺激したり,直接作用で気道平滑筋が収縮することによる.
このようなアレルギー反応は,体質によるが,だんだんに気道収縮性を獲得して,成年期以後に発症することもあり,繰り返す気道上皮の刺激が収縮閾値を下げるためと考えられる.その他,喘息の様々の型や未解決な問題点,検査上の注意や,治療法について論じた.
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