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文献詳細

雑誌文献

検査と技術19巻1号

1991年01月発行

文献概要

技術講座 生理

循環器領域における超音波検査の進めかた—[1] 心エコー図

著者: 増田喜一1

所属機関: 1国立循環器病センター生理機能検査部

ページ範囲:P.43 - P.48

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サマリー
 なんら患者に侵襲を与えることなく,簡便に心臓の形態や動態がわかる心エコー図検査は,最近の超音波検査装置の急速な進歩も手伝い,循環器領域においてはいまやなくてはならない検査法の一つになってきた.中でも,断層心エコー図検査は心疾患の診断には不可欠であり,形態や機能診断を行う場合の代表的な方法である.ところが,心臓疾患に対する診断精度が飛躍的に向上した反面,超音波の基本的な原理,特徴などの理解不足のためにアーチファクトなどのゴーストエコーを誤って判定し,正確な診断の妨げとなる場合も少なくない.したがって,より的確な情報を得るためには,心エコー図法の基礎的な知識,操作法などをマスターしておく必要がある.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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