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IgE抗体の新しい検査法
著者: 山下直美1 森田寛1
所属機関: 1東京大学医学部内科物理療法学教室
ページ範囲:P.74 - P.75
文献購入ページに移動 喘息,アレルギー性鼻炎,アトピー性皮膚炎,食物アレルギーなどⅠ型アレルギーが,近年,小児,成人を問わず増加している.
石坂らにより同定されたIgEは,Ⅰ型アレルギーの発症に主要な役割を果たしていることが知られている.IgEは,肥満細胞や好塩基球の細胞の表面に結合し,当該抗原との反応によって種々の化学伝達物質を遊離させる.よって,IgE抗体の検出は,診断また治療のうえでも重要な検査である.
石坂らにより同定されたIgEは,Ⅰ型アレルギーの発症に主要な役割を果たしていることが知られている.IgEは,肥満細胞や好塩基球の細胞の表面に結合し,当該抗原との反応によって種々の化学伝達物質を遊離させる.よって,IgE抗体の検出は,診断また治療のうえでも重要な検査である.
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