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文献詳細

雑誌文献

検査と技術19巻10号

1991年09月発行

文献概要

技術講座 微生物

Polymerase chain reactionを用いたMRSAの判定

著者: 徳江豊1

所属機関: 1東北大学抗酸菌病研究所内科

ページ範囲:P.835 - P.839

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サマリー
 メチシリン耐性黄色ブドウ球菌(MRSA)の判定は,薬剤感受性試験で行われている.しかしMRSAの耐性機序とその特性を考えると問題があり,MRSAの判定はMRSA-PBP遺伝子の検出をもって行うのが望ましい.今までは,MRSA-PBP遺伝子の検出はSouthern blot法で行われていたが,一般の検査室では利用しにくかった.ここでは,それに代わりうるpolymerase chain reaction(PCR)法を用いたMRSAの新しい判定法に関して,その実際と有用性について述べた.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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