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文献詳細

雑誌文献

検査と技術19巻10号

1991年09月発行

文献概要

技術講座 一般

免疫学的便潜血反応の自動分析

著者: 南義弘1 山本慶和1

所属機関: 1天理よろづ相談所病院臨床病理部

ページ範囲:P.845 - P.849

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サマリー
 便潜血反応検査は消化管出血の検出に古くから利用され,免疫学的方法の開発は大腸癌検診の普及に貢献しているが,定性法での陽性,陰性の判定は測定法によって異なり検出感度,特異性について問題があった.免疫学的ラテックス凝集を原理とする便ヘモグロビンを定量する自動分析装置(OCセンサー)が最近開発され,集団検診を中心に利用され始めてきた.この装置の概要および測定上の注意点を述べるとともに,定量化によって明らかとなった便潜血検査の問題点および臨床的意義を解説した.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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