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文献詳細

雑誌文献

検査と技術19巻10号

1991年09月発行

文献概要

けんさ質問箱

Q PSP検査でゼリー状の物質/Q M4とM5aの鑑別法

著者: 阪田光彦1 折田義正1 M.A. 長井一浩2 朝長万左男1 T.N.

所属機関: 1大阪大学医療技術大学部衛生技術学科 2長崎大学医学部附属原爆後障害医療研究施設内科

ページ範囲:P.887 - P.889

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 PSP検査で,濃黄で混濁の強い尿に10%水酸化ナトリウムを加え,それにさらに水を少し入れると,尿の部分と水の部分に分離してしまいました.尿の部分は気泡が多くみられゼリー状で,水を少しずつ加えていくとわずかずつ水に溶けていくようでしたが,完全には溶けません.この物質は何でしょうか.なお,この患者は糖尿病,パーキンソン病でケトン体(3+),フィッシュバーグ試験は5/20で,早朝第一尿,1時間尿および2時間尿はそれぞれ比重が1.012,1.015,1.017,尿量は20ml,10ml,20mlでした.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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