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ガンマナイフ
著者: 河本俊介1 高倉公朋1
所属機関: 1東京大学医学部脳神経外科
ページ範囲:P.983 - P.984
文献購入ページに移動 高線量の放射線を,目標部位だけに選択的に照射してその組織を破壊する方法を放射線外科(radiosurgery)といい,このための装置として1968年Leksellによりスウェーデンで開発されたのがガンマナイフである.1970年代に脳動静脈奇形や聴神経腫瘍の治療経験が蓄積され良好な成績が発表されて以来,手術的に到達の困難な脳深部病変の安全な治療法としての位置づけを確立しつつある.
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