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文献詳細

雑誌文献

検査と技術19巻12号

1991年11月発行

文献概要

検査法の基礎

ディスク感受性検査の精度管理

著者: 小栗豊子1 三澤成毅1

所属機関: 1順天堂大学医学部附属病院中央臨床検査室

ページ範囲:P.1005 - P.1010

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サマリー
 わが国において用いられているディスク法の中で精度管理法が確立され義務づけられているのはNCCLSディスク法と昭和ディスク法である.しかし,これらの精度管理を精力的に行っている施設は少なく,また具体的な方法についてもほとんど理解されていないのが現状である.昭和ディスク法の精度管理法はほぼNCCLSディスク法に準ずることから,ここではNCCLSディスク法を中心に精度管理の詳細を具体例を挙げて解説し,当院で経験された異常値出現とその原因について述べた.決められた方法に従って精度管理を行い,限界値内の実施であれば,その精度は耐性を感性に解釈する誤差の確率は1%以内であるとされている.精度管理のいっそうの普及を望む.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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