icon fsr

文献詳細

雑誌文献

検査と技術19巻12号

1991年11月発行

文献概要

技術講座 生化学

アンモニア消去系尿素窒素測定法

著者: 植田康樹1 林貞夫1

所属機関: 1大阪大学医学部附属病院中央臨床検査部

ページ範囲:P.1019 - P.1022

文献購入ページに移動
サマリー
 現在,ウレアーゼを用いる尿素窒素測定法がいくつか使用されているが,いずれもウレアーゼによって生成したアンモニアを定量するために,もともと試料中に存在するアンモニアの影響を受ける欠点があった.しかし,アンモニア消去反応をウレアーゼ-GLDH系に共役させることによって,内因性アンモニアの影響を受けず正確な尿素窒素の測定が可能になった.ここでは,この測定法の実際の測定例を中心にアンモニア消去反応について記述した.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

雑誌購入ページに移動
icon up
あなたは医療従事者ですか?