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文献詳細

雑誌文献

検査と技術19巻12号

1991年11月発行

文献概要

技術講座 生化学

分光光度計の使いかた

著者: 大澤進1

所属機関: 1千葉大学医学部附属病院検査部

ページ範囲:P.1023 - P.1029

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サマリー
 分光光度計による吸光度測定は生化学検査だけではなく,血液の凝固・線溶検査,免疫学的比濁法といった血清検査やEIA検査まで広範囲に利用されている.装置のコンピュータ化が進み,最近の分光光度計は単に吸光度を測定する機能だけではなく,温度制御やコンピュータによる種々の演算機能が装備された機器が提供されている.したがって,吸光度を測定するだけではなく,その変化量をとらえて酵素活性量を求めたり,EIA検査のように彎曲した検量線による定量など,その応用範囲も拡大している.
 今回は特に臨床検査用の各種機能を持った臨床検査用分光光度計の取り扱いかたを含め,これら多機能の分光光度計の利用のしかたや注意点などについて述べることにする.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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