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文献詳細

雑誌文献

検査と技術19巻12号

1991年11月発行

文献概要

今月の表紙

原発性胆汁性肝硬変における肝小葉間の胆管と動脈のコンピュータによる立体再構築像

著者: 円山英昭1 熊沢秀雄2 城田雅敏3 高辻博義3

所属機関: 1高知医科大学第一病理 2高知医科大学寄生虫学教室 3高知医科大学実験実習機器センター

ページ範囲:P.1047 - P.1047

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 原発性胆汁性肝硬変(primary biliary cirrhosis;PBC)は,主に中年女性(男女比1:6〜1:10)において,皮膚瘙痒感を主訴として緩除に発症し,長期間持続する黄疸を主訴とし,約10〜20年の経過の後,慢性胆汁うっ滞による肝硬変のため死亡する予後不良の難治性肝疾患である.
 この疾患の基本病変は自己免疫機序による小葉間胆管の破壊・消失で,以後,胆管病変の進行につれ,組織学的には細胆管増生期,線維化期の病期を経た後,肝硬変期に移行する.肝内胆管系の変化については,既にコンピュータを用いた三次元画像による観察が行われている1)

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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