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文献概要
マスターしよう検査技術
超音波検査の基本技術
著者: 背古和人1
所属機関: 1大阪市立大学医学部附属病院中央臨床検査部
ページ範囲:P.1051 - P.1057
文献購入ページに移動はじめに
超音波検査は特別な前処置の必要もなく比較的簡単に検査でき,しかも被検者に侵襲の少ないことにより,腹部領域をはじめとして,表在領域,循環器領域,さらには整形外科領域にまで及ぶ全身のあらゆる分野に広く利用されてきている.なかでも腹部領域は,その適用範囲が広く,情報量も多いことから日常診療に欠くことのできない検査となっている.
それに伴って,超音波検査に関する技術解説,読影など数多くの著書,論文がみられるので,今回,読影などの専門的な知識についての詳細はそれらに譲る.ここでは,これから超音波検査を始めようとする人々のために,被検者への注意,検者の留意すべき点,基本走査法,体位,装置など,周辺のことも含めて,ごく基本的な事柄について述べてみたいと思う.
超音波検査は特別な前処置の必要もなく比較的簡単に検査でき,しかも被検者に侵襲の少ないことにより,腹部領域をはじめとして,表在領域,循環器領域,さらには整形外科領域にまで及ぶ全身のあらゆる分野に広く利用されてきている.なかでも腹部領域は,その適用範囲が広く,情報量も多いことから日常診療に欠くことのできない検査となっている.
それに伴って,超音波検査に関する技術解説,読影など数多くの著書,論文がみられるので,今回,読影などの専門的な知識についての詳細はそれらに譲る.ここでは,これから超音波検査を始めようとする人々のために,被検者への注意,検者の留意すべき点,基本走査法,体位,装置など,周辺のことも含めて,ごく基本的な事柄について述べてみたいと思う.
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