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文献詳細

雑誌文献

検査と技術19巻12号

1991年11月発行

文献概要

検査ファイル

機器●X線マイクロアナライザー

著者: 菊地文史1

所属機関: 1杏林大学医学部病理学教室

ページ範囲:P.1064 - P.1065

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 1913年,Moseleyは原子番号とその元素に特有なX線(特性X線)の波長との間の関係について述べ,特性X線を検出することによりこのX線に対応する特定の元素が検出されることを示した1).この後Hamosによりマイクロアナライザーの原型が設計された2)
 さらにX線マイクロアナライザーはX-ray energy dispersion spectrometer(X線エネルギー分光器)の出現により特性X線の波長ではなく,エネルギー(特性X線エネルギー)を分析の対象とした.このことにより分析の操作が容易になり,さらには定性的分析のみならず定量的分析をも容易にしたのである.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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