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講座 英語論文を読む・11
アポリポ蛋白A-IとBのルーチン検査のための免疫比濁法
著者: 弘田明成1
所属機関: 1駒沢病院内科
ページ範囲:P.1076 - P.1077
文献購入ページに移動アポA-IとアポBの測定を研究機関ないし専門的な検査所から一般の臨床検査室へ広めることを容易にするため,われわれは測定が簡単でしかも信頼性のおける免疫比濁法を開発した.ポリエチレングリコール6000の存在下で免疫複合体が形成されることを利用して,長時間のインキュベーション,特別な装置あるいは熟練した人員などを必要とする従来の測定法にみられるような多くの技術的な障害を克服することができる.われわれがすでに報告してきたほかの諸方法と同様に,この測定法は特に日常的な測定に適している.すなわち,測定時間が短く(用手法で10〜15分,完全自動化法で5分),完全に乳び状の検体でもブランクを必要とせず,測定範囲が広く(いずれのアポリポ蛋白も0.2から3.5g/l),しかも,簡単に自動化できるのである.
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