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リンパ球—正常リンパ球に見られるdense bodyの立体構造
著者: 中浜昌夫1
所属機関: 1東京大学医学部附属病院分院検査部
ページ範囲:P.223 - P.223
文献購入ページに移動筆者は前回,非ホジキン悪性リンパ腫におけるこれらCDB,SDBの出現について検索を行い,CDBはTリンパ腫にかなり特異的(T:91%,B:16%)に出現し,SDBはBリンパ腫の大部分に出現するがTにもかなり出現する(B:97%,T:73%)ことを明らかにした2).またCDBを構成する個々のDBのほとんどすべてに限界膜が存在するが,SDBにおいては限界膜のあるDBとないものがあることがわかった.しかし,これらDBの立体構造の詳細についてはこれまで何も明らかにされていない.そこで今回,CDB,SDBがT,Bリンパ腫の本質的な指標になりえるかどうかを判断するための一助として,正常リンパ球におけるCDB,SDBのコンピューター立体的再構築を試みた.
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