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文献詳細

雑誌文献

検査と技術19巻4号

1991年04月発行

文献概要

病気のはなし

大腸癌

著者: 多田正大1 清水誠治1 大塚弘友1 磯彰格1 岡村雅子1 中澤敦子1 川井啓市2

所属機関: 1京都第一赤十字病院第二内科 2京都府立医科大学公衆衛生学教室

ページ範囲:P.310 - P.315

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サマリー
 日本人に増加している大腸癌の早期診断法をめぐって,最近の話題は免疫便潜血検査によるスクリーニングであり,画像診断のうえからは電子内視鏡検査と超音波内視鏡検査などの新しい方法の開発であろう.免疫便潜血検査によってDukes Bの段階の大腸癌はほぼ確実にスクリーニングでき,集団検診に応用されつつある.また発見された早期大腸癌は各種の内視鏡的治療法によって非観血的に治療できる.こと大腸癌に関して,医学の進歩はすばらしい恩恵を私たちに与えてくれている.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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