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文献詳細

雑誌文献

検査と技術19巻4号

1991年04月発行

文献概要

検査法の基礎

Western blotting法

著者: 西村要子1

所属機関: 1熊本大学医学部附属病院輸血部

ページ範囲:P.317 - P.321

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サマリー
 Western blottingとは,蛋白質をゲル中にスラブ電気泳動したものをニトロセルロース膜に写し取り(ブロッティング),膜上で抗原抗体反応を起こさせ,染色されて出現したバンドを解析する方法である.近年,種々のウイルス抗体検査が開発され,スクリーニングとして行われているPA法やEIA法での不一致により,判定保留となる場合がある.この確認法としてWestern blotting法が注目されてきた.本稿では,2種のレトロウイルス抗体(抗HTLV-Iおよび抗HIV)についてその特徴,バンドの読みについて述べた.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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