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項目●人工ペースメーカー心電図
著者: 笠貫宏1
所属機関: 1東京女子医科大学附属日本心臓血圧研究所内科
ページ範囲:P.372 - P.375
文献購入ページに移動 近年の臨床不整脈治療の進歩において,心臓ペースメーカー療法の進歩は著しい.人工ペースメーカーとはカテーテル電極を心内膜あるいは心外膜に接触・装着させ,それを介して人工的な電気的刺激を与え,心臓を収縮させるものである.
近年,植え込み後体外から,種々の設定条件(ペーシングレート,パルス幅,振幅,感度,不応期など)を変更しうるマルチプログラマブルペースメーカーとなり,さらに心房収縮を利用し心房—心室同期性を維持しうる生理的ペースメーカー,生体の需要に応じてペーシングレートが自動的に変化するレート応答型ペースメーカー,発作性上室性頻拍を感知して自動的にペーシングし停止させる抗頻拍ペースメーカーが開発され,普及している.
近年,植え込み後体外から,種々の設定条件(ペーシングレート,パルス幅,振幅,感度,不応期など)を変更しうるマルチプログラマブルペースメーカーとなり,さらに心房収縮を利用し心房—心室同期性を維持しうる生理的ペースメーカー,生体の需要に応じてペーシングレートが自動的に変化するレート応答型ペースメーカー,発作性上室性頻拍を感知して自動的にペーシングし停止させる抗頻拍ペースメーカーが開発され,普及している.
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