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免疫抑制療法の進歩
著者: 原田実根1
所属機関: 1九州大学医学部第一内科
ページ範囲:P.580 - P.582
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免疫抑制療法は,臓器移植では当然起こりうる移植免疫反応である拒絶反応や移植片対宿主病(graft-versus-host disease:GVHD)を予防するために,自己免疫疾患では異常な免疫反応によってもたらされる病態を改善するために実施される.また,免疫抑制療法は,その作用機序から,抗原特異的免疫抑制と抗原非特異的免疫抑制に区別される.免疫反応の理解が深まるにつれて,免疫抑制療法はより選択性の高い方法に変化し,優れた免疫抑制剤が新しく開発されている.
免疫抑制療法は,臓器移植では当然起こりうる移植免疫反応である拒絶反応や移植片対宿主病(graft-versus-host disease:GVHD)を予防するために,自己免疫疾患では異常な免疫反応によってもたらされる病態を改善するために実施される.また,免疫抑制療法は,その作用機序から,抗原特異的免疫抑制と抗原非特異的免疫抑制に区別される.免疫反応の理解が深まるにつれて,免疫抑制療法はより選択性の高い方法に変化し,優れた免疫抑制剤が新しく開発されている.
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