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増刊号 臨床血液検査 I.形態学的検査 1.形態学的検査の実際
1)末梢血液像の見かた
著者: 亀井喜恵子1
所属機関: 1日本大学医学部附属板橋病院臨床検査部血液検査室
ページ範囲:P.10 - P.16
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重要な血液検査の一つとして,血液細胞(赤血球,白血球,血小板)を観察する末梢血液像検査がある.血液細胞は主に骨髄で造られ,おのおの複雑な機能を果たしつつ体内を循環する.血液像検査は,これらの細胞の数的・質的変化を観察し,造血器および生体内からの種々の情報を得ようとするものである.他の検査に比較して一滴の血液から確定診断がなされる場合もしばしばあり,重要な検査である.
重要な血液検査の一つとして,血液細胞(赤血球,白血球,血小板)を観察する末梢血液像検査がある.血液細胞は主に骨髄で造られ,おのおの複雑な機能を果たしつつ体内を循環する.血液像検査は,これらの細胞の数的・質的変化を観察し,造血器および生体内からの種々の情報を得ようとするものである.他の検査に比較して一滴の血液から確定診断がなされる場合もしばしばあり,重要な検査である.
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