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文献概要
増刊号 臨床血液検査 I.形態学的検査 1.形態学的検査の実際
4)自動白血球分類装置による方法
著者: 西村敏治1
所属機関: 1関東逓信病院臨床検査科
ページ範囲:P.31 - P.37
文献購入ページに移動はじめに
自動白血球分類装置は1974年頃,塗抹染色標本を用い形態学的特徴で鑑別する,パターン認識による方法から始まり,次に細胞化学的特徴と細胞の大きさを組み合わせたレーザーフローサイトメトリー(ライトスキッタ法)と進み,近年になって電気抵抗を応用し,細胞の大きさ,密度から分類する粒度分布法へと発展した.
ここでは赤血球形態,白血病症例は割愛し,主に白血球分類について述べる.
自動白血球分類装置は1974年頃,塗抹染色標本を用い形態学的特徴で鑑別する,パターン認識による方法から始まり,次に細胞化学的特徴と細胞の大きさを組み合わせたレーザーフローサイトメトリー(ライトスキッタ法)と進み,近年になって電気抵抗を応用し,細胞の大きさ,密度から分類する粒度分布法へと発展した.
ここでは赤血球形態,白血病症例は割愛し,主に白血球分類について述べる.
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