icon fsr

文献詳細

雑誌文献

検査と技術19巻7号

1991年06月発行

文献概要

増刊号 臨床血液検査 II.止血機能検査 2.検査の実際と症例の解釈 2)凝固検査 A.検査法

(7)フィブリノゲン

著者: 桜井典子1

所属機関: 1神奈川県立衛生短期大学

ページ範囲:P.221 - P.224

文献購入ページに移動
はじめに
 フィブリノゲンは分子量約340,000で,生体内半減期は3〜4日の糖蛋白である.肝実質細胞で産生され,その約80%は血漿に,残りが組織に分布しているといわれている.フィブリノゲンは血液凝固第I因子(F.I)と呼ばれ,血液凝固の最終段階でトロンビンによってフィブリンとなり,血栓,止血に重要な役割を果たしているので,その測定は臨床上意義が大きい.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

雑誌購入ページに移動
icon up
あなたは医療従事者ですか?