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文献詳細

雑誌文献

検査と技術19巻7号

1991年06月発行

増刊号 臨床血液検査

II.止血機能検査 2.検査の実際と症例の解釈 2)凝固検査 B.症例呈示

(3)アンチトロンビンIII欠損,分子異常症

著者: 辻肇1 中川雅夫1

所属機関: 1京都府立医科大学第二内科

ページ範囲:P.274 - P.278

文献概要

はじめに
 血栓形成に,血管壁あるいは血液の性状の変化,血流の異常が関与することは,広く知られている.《血液性状の変化》として,血液凝固・線溶調節機構に関与する因子の遺伝的欠損あるいは異常が知られ,血栓症発症の病因として重要と考えられている.
 本稿においては,先天性アンチトロンビンIII(ATIII)欠損症,分子異常症について自験例を紹介しながら小括する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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