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文献詳細

雑誌文献

検査と技術19巻7号

1991年06月発行

文献概要

増刊号 臨床血液検査 II.止血機能検査 2.検査の実際と症例の解釈 3)線溶検査 A.検査法

(2)α2-プラスミンインヒビター

著者: 飯島憲司1

所属機関: 1鳥取大学医学部附属病院検査部

ページ範囲:P.286 - P.288

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 α2-プラスミンインヒビター(α2PI)は線溶反応を抑制する主要な生理的インヒビターであり,その先天性欠損症1)は特異な出血症状を示すことからも,生体内での止血機構に重要な役割を果たしていることがうかがえる.また,α2PIの動態は生体内における線溶現象を反映すると考えられ,現在では凝固・線溶検査の必須の項目となっている.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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