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資料
血小板膜糖蛋白
著者: 渡辺清明1
所属機関: 1慶應義塾大学医学部中央臨床検査部
ページ範囲:P.321 - P.324
文献購入ページに移動■血小板膜糖蛋白の種類と機能1)
血小板は種々の刺激物と反応し,粘着,凝集などの,止血に重要な機能を発現する.血小板膜上には各種の糖蛋白(glycoprotein;GP)が存在し,おのおの受容体として作用している.表2にその大略を示した.膜糖蛋白は10種類以上あるが,多くは表に示すように一分子では存在せず,ヘテロダイマーを形成している.つまり,GPIb-IX,GPIIb-IIIa,GPIIa-Ia,GPIIa-Icなどのような形をとって,二つのGPが複合体として存在している.
糖蛋白は血小板の機能発現に非常に重要であるが,代表的なものはGPIb-IX,GPIIb-IIIaおよびGPIa-IIaであるので,これらを中心に記す.
血小板は種々の刺激物と反応し,粘着,凝集などの,止血に重要な機能を発現する.血小板膜上には各種の糖蛋白(glycoprotein;GP)が存在し,おのおの受容体として作用している.表2にその大略を示した.膜糖蛋白は10種類以上あるが,多くは表に示すように一分子では存在せず,ヘテロダイマーを形成している.つまり,GPIb-IX,GPIIb-IIIa,GPIIa-Ia,GPIIa-Icなどのような形をとって,二つのGPが複合体として存在している.
糖蛋白は血小板の機能発現に非常に重要であるが,代表的なものはGPIb-IX,GPIIb-IIIaおよびGPIa-IIaであるので,これらを中心に記す.
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