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文献詳細

雑誌文献

検査と技術19巻8号

1991年07月発行

文献概要

技術講座 生理

消化器領域における超音波検査の進めかた—[2]肝の区域分類法

著者: 岩下淨明1 松江寛人2

所属機関: 1国立がんセンター病院臨床検査部 2国立がんセンター病院放射線診断部

ページ範囲:P.611 - P.616

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サマリー
 肝の超音波診断は,CT,MRI,血管造影と同様に存在診断のみでは不十分であり,どの亜区域に腫瘍が存在し,それが門脈などの脈管とどのように関係しているかを,正確に診断することが極めて重要である.このような超音波診断は手術などの治療法の決定に重要な情報をもたらす.肝の全区域を検査するためには門脈分枝に沿った走査が適当であり,そのための検査法である肝の区域の解剖に基づいた6つの走査法について,その基本的技術を概説した.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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