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文献詳細

雑誌文献

検査と技術19巻8号

1991年07月発行

文献概要

生体のメカニズム・7

HLAの役割と疾患

著者: 吉住秀之1 笹月健彦1

所属機関: 1九州大学生体防御医学研究所遺伝学部門

ページ範囲:P.645 - P.647

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 生体の免疫系が自己と非自己を区別し,非自己を排除するときに,その標識となっているのが主要組織適合抗原複合体(major histocompatibility complex;MHC)と呼ばれる一群の抗原系である.ヒトの場合,これらの抗原は白血球の血液型として発見された歴史的経緯があるため,HLA(human leukocyte antigen)と呼ばれている.本稿ではHLAの構造と機能を概説し,自己免疫疾患の疾患感受性にいかにかかわっているかを概説する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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