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生体のメカニズム・7
HLAの役割と疾患
著者: 吉住秀之1 笹月健彦1
所属機関: 1九州大学生体防御医学研究所遺伝学部門
ページ範囲:P.645 - P.647
文献購入ページに移動 生体の免疫系が自己と非自己を区別し,非自己を排除するときに,その標識となっているのが主要組織適合抗原複合体(major histocompatibility complex;MHC)と呼ばれる一群の抗原系である.ヒトの場合,これらの抗原は白血球の血液型として発見された歴史的経緯があるため,HLA(human leukocyte antigen)と呼ばれている.本稿ではHLAの構造と機能を概説し,自己免疫疾患の疾患感受性にいかにかかわっているかを概説する.
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