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文献詳細

雑誌文献

検査と技術19巻8号

1991年07月発行

文献概要

トピックス

メバロン酸と家族性高コレステロール血症

著者: 大久保実1

所属機関: 1虎の門病院内分泌代謝科

ページ範囲:P.649 - P.651

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はじめに
 コレステロールは1784年に胆石から初めて分離されて以来,常に衆目を集め,コレステロールの構造解析に寄与したWieland,Windausら,立体異性体の検討を行ったBarton,Hasselはノーベル化学賞を,生合成経路を解明したBloch,Lynen,細胞レベルでの代謝経路を明快に示したGoldstein,Brownは医学生理学賞を授賞するなどコレステロールをめぐる15人の研究者がノーベル賞授賞者となった1).コレステロールは食事から摂取するほかに,生体内で新たに合成されていることは,意外に知られていない.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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