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文献詳細

雑誌文献

検査と技術19巻8号

1991年07月発行

文献概要

トピックス

アンチセンス遺伝子

著者: 鎌野寛1 入野昭三2

所属機関: 1香川医科大学第一内科 2香川医科大学内科

ページ範囲:P.654 - P.655

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はじめに
 アンチセンス遺伝子とは,メッセンジャーRNA(mRNA)と相補的な塩基配列を持つDNAやRNAのことであり,mRNAに相補的に結合し二本鎖を形成することにより,遺伝子発現を調節することができる遺伝子のことである.これに対してセンス遺伝子というのは,mRNAと同じ塩基配列を持つDNAやRNAのことである.目的とする遺伝子の機能を解明するための1つの手段として,現在,アンチセンス遺伝子を使用する種々の試みがなされている1〜4)

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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