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文献概要
検査法の基礎
免疫学的血中薬物濃度測定
著者: 三浦裕1
所属機関: 1福島県立医科大学附属病院検査部
ページ範囲:P.721 - P.727
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血中薬物の測定がなぜ必要か,どんな薬物が測定対象になっているか,そしてそれらの免疫学的測定法について,ここでは主として基本的な考えかたやそのよってきたるところについて述べた.
抗体と標識抗原(薬物)あるいは固定化抗体と標識抗体といった組み合わせで試薬を用いる場合,①これらの試薬と測定対象の薬物との間での免疫反応のしかたにより競合反応と非競合反応に,②次いでB/F分離の有無により均一法と不均一法に分けられる.
実際に用いられている測定法を,Ab+Ag・M→Ab-Ag・Mのように記号で表してみた.
血中薬物の測定がなぜ必要か,どんな薬物が測定対象になっているか,そしてそれらの免疫学的測定法について,ここでは主として基本的な考えかたやそのよってきたるところについて述べた.
抗体と標識抗原(薬物)あるいは固定化抗体と標識抗体といった組み合わせで試薬を用いる場合,①これらの試薬と測定対象の薬物との間での免疫反応のしかたにより競合反応と非競合反応に,②次いでB/F分離の有無により均一法と不均一法に分けられる.
実際に用いられている測定法を,Ab+Ag・M→Ab-Ag・Mのように記号で表してみた.
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