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文献詳細

雑誌文献

検査と技術2巻1号

1974年01月発行

文献概要

技術講座 一般

髄液検査・1

著者: 相賀静子1

所属機関: 1国立東京第一病院検査科

ページ範囲:P.70 - P.71

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 頭蓋腔,脊髄腔内にたまっている水様透明な液を髄液といい,たいせつな中枢神経系を保護している.髄液はしばしば検査室に提出されるというほどの検体ではない.中枢神経疾患診断の目的で採取されるが,採取はめんどうで手数がかかり,尿や血液を採るようにはゆかない.
 それで,一般検査とはいうものの,珍しいほうの検体に属するし,少量しかない検体をどうやって効率よく多種目検査するかを考えてから行なうのが普通である.また,あまり検体が出ないということは,検査に慣れることがむずかしいことをも意味する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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